家庭菜園を始めてしばらくすると、
こんなことを考える人が増えてきます。
「家庭菜園って、農業の延長なのかな?」
「このまま広げていけば、同じ感覚でできるのでは?」
ですが結論から言うと、
家庭菜園と農業は、似ているようでまったく別物です。
この記事では、
家庭菜園初心者の方に向けて、
- 家庭菜園と農業の違い
- 延長だと思って失敗しやすい理由
- 家庭菜園として大切にしたい考え方
を、実体験ベースで解説します。
家庭菜園と農業の一番大きな違い
目的がまったく違う
家庭菜園と農業の違いを一言で言うと、
目的です。
- 家庭菜園:楽しむ・食べる
- 農業:収益を出す
この違いは、
思っている以上に大きな差になります。
家庭菜園では、
- 少量でもOK
- 見た目が悪くてもOK
- 失敗しても問題なし
ですが農業では、
- 安定した量
- 品質
- 継続的な結果
が求められます。
家庭菜園の感覚のまま農業を考えると起きること
「うまくいった年」だけを基準にしてしまう
家庭菜園では、
「今年はよくできた」
「去年よりたくさん採れた」
という年があります。
これを基準に考えると、
「もっと広げればいけるかも」と思いがちです。
ですが農業では、
- 天候不順
- 病気
- 市場の変動
など、
家庭菜園ではあまり意識しない要素が重なります。
作業量の感覚がズレる
家庭菜園では、
- 少しの草取り
- ちょっとした水やり
で済みます。
しかし規模が広がると、
- 草取りが終わらない
- 水やりが重労働
- 管理に追われる
という状態になります。
「家庭菜園の延長」だと思っていると、
ここで一気にギャップが出ます。
私が100坪の畑で感じた現実
家庭菜園の延長だと思っていた頃
中学生の頃、
祖母の100坪の畑を手伝っていたときは、
正直こう思っていました。
「広いけど、やることは同じ」
「家庭菜園が少し大きくなっただけ」
でも実際には、
- 手入れの量
- 管理の大変さ
- サボったときの荒れ方
は、まったく違いました。
管理できない広さは、家庭菜園でも破綻する
100坪あると、
- 一部を放置しただけで荒れる
- 全体を見る時間が足りない
ということが起こります。
この経験から感じたのは、
規模よりも「管理できるかどうか」がすべて
ということです。
家庭菜園は農業の「練習」ではない
家庭菜園は家庭菜園として完結していい
家庭菜園をやっていると、
「農業の練習になるのでは?」
と思う人もいます。
確かに、
- 作物の成長を見る
- 天候に左右される
という点では、共通点はあります。
ですが、
家庭菜園は農業の下位互換ではありません。
家庭菜園には家庭菜園の価値がある
家庭菜園の価値は、
- 自分で育てる楽しさ
- 食べる喜び
- 生活に自然が入ること
これだけで、十分です。
農業と比べる必要はありません。
家庭菜園を続けるうえで大切にしたい考え方
広げるより「深める」
家庭菜園では、
- 面積を広げる
- 種類を増やす
よりも、
今ある規模で、少しずつ理解を深める
ほうが、満足度が高くなります。
家庭菜園は「趣味」でいい
家庭菜園は、
- 効率が悪くてもいい
- 失敗してもいい
- 毎年違っていい
趣味として楽しめる距離感が、
一番続きやすい形です。
将来、農業に興味が出たらどうする?
家庭菜園とは別物として考える
もし将来、
「農業にも興味が出てきた」
という場合は、
家庭菜園の延長ではなく、
別のものとして考えるのがおすすめです。
家庭菜園の経験は無駄にならない
家庭菜園で得た経験は、
- 作物の変化に気づく力
- 季節感
- 継続する習慣
として、必ず役に立ちます。
ただし、
「同じ感覚でできる」と思わないことが大切です。
まとめ|家庭菜園と農業は別物と考えるとうまくいく
家庭菜園と農業は、
- 目的が違う
- 規模と責任が違う
- 考え方が違う
似ているようで、
まったく別の世界です。
家庭菜園は、
家庭菜園として楽しめばいい。
その距離感を保てば、
家庭菜園はもっと楽しく、長く続きます。
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「家庭菜園が続く人・続かない人の違い」
では、習慣として続けるコツをお話しします。
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